ザ・プレジデンツカップ全メンバー決定! 20歳J.スピース初選出

米国、世界選抜両チームの主将推薦選手2名ずつが決まり、ザ・プレジデンツカップ(現地時間10月3〜6日/米オハイオ州、ミュアフィールド・ビレッジGC)全メンバー24名が出揃った。
4日、米国チームのフレッド・カプルス、世界選抜チームのニック・プライス(ジンバブエ)両キャプテンが会見を行い、主将推薦の選手を発表した。
カプルス主将が選んだのは、20歳のルーキー、ジョーダン・スピース(米)と昨年の全米オープン王者、ウェブ・シンプソン(米)。一方、プライス主将はマーク・リーシュマン(豪)とブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)を選出した。
電撃のチーム入りを果たしたスピースは昨年12月にプロ転向し、今年7月のジョン・ディア・クラシックでツアー初優勝。その後も何度か優勝争いに顔を出し、現在フェデックスカップポイントランキング10位。ザ・プレジデンツカップのポイントランキングは過去2年間の成績が反映されるため、実力でチーム入りできる10位以内には入れず、22位に甘んじていた。
それでも、カプルス主将は「ジョーダン(スピース)はまだ20歳だが、トッププレーヤーの一人だと思っている。若い選手がチームに入ってくれて嬉しく思っている」と、実力をしっかり評価。ベテランのジム・フューリック(米/ランキング13位)やダスティン・ジョンソン(米/同12位)らを差し置いてスピースを選んだ。
尚、日本からは世界選抜ランキング6位の松山英樹がチーム入り。同チームの副主将として丸山茂樹がチームをサポートする。
米国チームの他10名は、タイガー・ウッズ、ブラント・スネデカー、フィル・ミケルソン、マット・クーチャー、ジェイソン・ダフナー、キーガン・ブラッドリー、スティーブ・ストリッカー、ビル・ハース、ハンター・メイハン、ザック・ジョンソン。世界選抜の残り9名はアダム・スコット(豪)、ジェイソン・デイ(豪)、チャール・シュワーツェル(南ア)、アーニー・エルス(南ア)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)、ブランデン・グレイス(南ア)、グラハム・デラート(カナダ)、リチャード・スターン(南ア)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)となっている。