横峯が今季2勝目! 通算20勝&生涯獲得賞金9億円突破
国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックは22日、愛知県の新南愛知カントリークラブ 美浜コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日首位タイに浮上した横峯さくらが通算15アンダーまでスコアを伸ばし、今年5月のサイバーエージェント レディスゴルフトーナメント以来となる今季2勝目を挙げた。
2日目に猛チャージを見せたホステスプロの横峯が、この日も持ち前の安定感のあるゴルフを披露した。5番までに3つのバーディを奪う幸先の良い滑り出しを見せると、8番、9番を連続バーディとして5つスコアを伸ばして前半を折り返す。
後半10番、12番でボギーを叩いて一時リードを失うも、13番、15番のバーディで取り返し、最終日は7バーディ、2ボギーの5アンダー67。後続に2打差をつけ、同ツアー史上12人目の通算20勝目を飾るとともに、不動裕理と福嶋晃子しか達成していない生涯獲得賞金9億円突破を果たした。
その他上位陣は、通算13アンダー2位タイにバックナインで4連続を含む5バーディを奪った藤本麻子のほか、ナ・ダエ、李知姫の韓国勢2人。横峯と並ぶ首位タイからツアー初Vを狙った菊地絵理香は2アンダー70とふるわず、通算12アンダーで青山加織、北田瑠衣と並ぶ5位タイに終わった。
また、現在賞金ランキングトップの森田理香子は原江里菜らと同じ通算9アンダー12位タイ。米ツアーからスポット参戦している宮里美香はこの日ノーボギー(4バーディ)のゴルフを披露するも、前日の『76』の乱調が響き、比嘉真美子、酒井美紀、大江香織らと並ぶ通算5アンダー26位タイとなっている。
このほか、木戸愛が通算3アンダー38位タイ、ルーキーながら今季2勝を挙げている堀奈津佳は通算2アンダー44位タイで3日間の競技を終えた。