フォン逆転Vで70万ドル獲得! 藍は棄権…
更新日:2013/11/25 10:26
掲載日:2013/11/25 10:20
中国勢初のメジャーチャンピオン、フォン・シャンシャン(中)が逆転でシーズン2勝目を挙げ、破格の優勝賞金70万ドル(約7,000万円)を獲得した。
米女子ツアーの今季最終戦 CMEグループ・タイトルホルダーズは現地時間24日、フロリダ州のチバロンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。最終日にノーボギーの6アンダー66をマークしたフォンが通算15アンダーまでスコアを伸ばし、前日の4位タイから逆転でツアー通算3勝目を達成した。
「最終ラウンドが始まる前は勝てるなんて全く思ってもいませんでした。でも良いプレーが出来て良かったです。しばらくゆっくり休みたい」と長いシーズンを最高の形で締めくくったフォン。首位タイからスタートしたゲリナ・ピラー(米)が最終ホールで3メートル強のバーディパットを沈めればプレーオフにもつれ込むところだったが、ピラーのパットがカップの右をかすめフォンが優勝。ピラーはキャリアベストの単独2位に食い込んだ。
その他、通算13アンダー単独3位にポーナノン・パットラム(タイ)、通算12アンダー単独4位にサンドラ・ガル(独)が入っている。また、通算11アンダー単独5位に入ったインビー・パーク(韓)はプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)と賞金女王の2冠に輝いた。
日本勢は宮里藍が胃痛のため最終日をスタート前に棄権。通算3アンダーの上原彩子が25位タイに入ったのが最高で、宮里美香は通算1アンダー29位タイ、有村智恵は通算7オーバー53位タイに終わっている。