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松山が単独首位に! 史上初のルーキー賞金王に王手

更新日:2022/10/26 00:57
松山が単独首位に! 史上初のルーキー賞金王に王手

 

 国内男子ツアーフルフィールド最終戦、カシオワールドオープンゴルフトーナメントは30日、高知県のKochi黒潮カントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。4アンダー68をマークした松山英樹が通算10アンダーで単独首位に立ち、ツアー史上初となるルーキー賞金王に王手をかけた。

 首位タイから出た松山は1番から2連続バーディを奪う最高のスタート。その後、6番パー4でボギーを喫するも、9番で取り返して2アンダーで折り返す。後半に入っても10番、12番でスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギーの内容で後続に2打差をつけて単独トップに躍り出た。

 今季残りは今大会と最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップ(12月5〜8日/東京都、東京よみうりカントリークラブ)の2試合。現時点で賞金ランキング5位のパク・エスジェイ(韓/8,294万853円)までにタイトルの可能性があり、同ランク2位につける金亨成(韓/1億1,812万7,812円)もこの日を終えて通算1アンダー14位タイとまずまずの位置につけているが、松山は優勝すれば自動的にルーキー賞金王が決定する状況だ。

 その他上位陣は、松山に2打差の通算8アンダー2位タイに小田孔明、池田勇太の実力者2人。この日を2アンダー70でプレーした小田は賞金ランク4位(9,445万313円)につけており、残り2試合を連勝すれば、松山らの結果次第ではあるが賞金王の可能性を残している。一方、同ランク3位(1億765万217円)の片山晋呉は今大会で単独3位以上が絶対条件だが、1オーバー73と崩れて通算2オーバー29位タイに順位を落とした。

 このほか、通算5アンダー単独4位に山下和宏。通算4アンダー5位タイには賞金ランク5位のパク、武藤俊憲、永野竜太郎の3人が続いている。

 また、今大会上位フィニッシュで最終戦への切符をつかみたい石川遼は2オーバー74を叩いて通算3オーバー42位タイに後退している。

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