逆転女王なるか!? さくら、森田に2打差の15位タイで最終日へ
更新日:2013/11/30 17:33
掲載日:2013/11/30 17:23
横峯さくらが逆転での賞金女王タイトル獲得へ必死に食らいついている。
国内女子ツアー今季最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは30日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日大乱調で20位タイに後退した賞金ランク2位の横峯は3バーディ、2ボギーの1アンダー71で回り、通算5オーバー15位タイに浮上。スコアを伸ばせず通算3オーバー11位タイとした同ランク1位の森田理香子との差を2ストロークに縮め、最終日に望みをつないだ。
約280万円差で森田を追う横峯は、逆転で女王タイトルをつかむためには単独8位以上が最低条件(この場合森田が単独15位以下)。この日20位タイから上位進出を狙ったが、前半は1アンダー、後半は2バーディ、2ボギーのイーブンパーとスコアを1つしか伸ばせず、わずかに順位を上げるにとどまった。
それでも、森田もスコアメイクに苦しみ3バーディ、3ボギーのイーブンパー72で回ったため、その差は2打。不利な状況には違いないが、2009年に同大会を制して約540万円差を逆転して女王タイトルを手にしてるだけにチャンスはある。横峯が最後の最後に逆転するか、森田がこのまま逃げ切るか。今季最後のラウンドは目が離せない戦いとなる。
一方、優勝争いも熾烈な展開が続いている。ディフェンディング・チャンピオンのイ・ボミ(韓)とテレサ・ルー(台)が通算4アンダーで首位の座を分け合い、前日単独トップの大山志保、アン・ソンジュ(韓)の2人が1打差の3位タイで追走。通算2アンダー単独5位にイ・ナリ(韓)がつけ、通算イーブンパー6位タイに表純子と全美貞(韓)が控えている。