C.シュワーツェル前週逆転負けの雪辱果たし連覇達成!
昨年12打差の圧勝を飾った大会でチャール・シュワーツェル(南ア)が鮮やかな連覇を達成した。
欧州ツアーの2013-2014シーズン第2戦、アルフレッド・ダンヒル選手権は現地時間1日、南アフリカのレパード・クリークCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。3日連続ノーボギーの完璧なゴルフでこの日4つスコアを伸ばしたシュワーツェルが通算17アンダーとし、後続に4打差をつけ逃げ切って2年連続大会3勝目を挙げた。
「最近はゴルフの調子が良いのに勝てない日々が続いていた。でもこうして好調なときに結果を出せて本当に良かった。勝つことで自信がつく」と29歳になったマスターズチャンピオンは達成感を滲ませた。
前週の開幕戦では最終日をトップで迎えながらツアー未勝利の伏兵モルテン・マドセン(デンマーク)に逆転負けを喫し悔しい思いをした。この日も追いかけるリチャード・フィンチ(英)が序盤からバーディ攻勢をかけ一時トップに並ばれる場面がありヒヤリとさせられた。「彼(フィンチ)のスタートダッシュは素晴らしかった。こっちは少しもたもたしてしまったからね。でもこのコースは慎重に攻めないと牙をむく。着実に良いショットを積み重ねることだけを考えた」とフロントナイン終了時点で再びリードを奪い返すと、後半フィンチが崩れ4打差の圧勝となった。
振り返れば初日の10ホール目(1番)でダブルボギーを叩いた後は62ホール連続ノーボギー。「これだけボギーを叩かなければ普通勝つでしょ!」とシュワーツェルは愛嬌を振りまき笑顔で勝利を喜んだ。
フィンチは昨季シード落ちした悔しさをバネに単独2位(通算13アンダー)フィニッシュ。通算10アンダー3位タイにサイモン・ダイソン(英)、ロス・フィッシャー(英)、ロメイン・ウォッテル(仏)が名を連ね、通算9アンダー単独6位にソレン・ハンセン(デンマーク)が入った。
2週連続Vを目指し予選ラウンドを引っ張ったマドセンは通算4アンダー16位タイに終わっている。