“ジャズ”自滅でG.ブウラー完全優勝!
更新日:2013/12/02 11:37
掲載日:2013/12/02 11:31
ガガンジート・ブウラー(インド)が初日から首位を守り切り完全優勝を達成した。
アジアンツアーのインドネシアオープンは現地時間1日、インドネシアのパンタイ・インダー・カプクを舞台に最終ラウンドの競技を行い、途中雷雨による1時間強の中断を挟んだが全員がホールアウト。蒸し暑さが選手たちの集中力を奪うコンディションの中、サンデーバックナインで3つスコアを伸ばしたブウラーが混戦を抜け出し通算16アンダーでツアー通算5勝目を飾った。
「プレッシャーはあったけれど日頃の地道な努力が実った」と終始落ち着いたプレーで最終日をノーボギーの3アンダー68にまとめたブウラー。念願の今シーズン初優勝を飾り賞金ランキングでも6位から4位へと浮上した。
その他上位陣は、3打差の2位タイにニコラス・フォン(マレーシア)とチャプチャイ・ニラット(タイ)が入り、通算12アンダー単独4位にシディクール・ラーマン(バングラデシュ)が食い込んだ。
しかし、先日18歳の誕生日を迎えたジャズ・ジェーンワッタナーノン(タイ)はブウラーとともに首位タイから最終日をスタートさせたが3オーバー74と崩れ、通算10アンダー6位タイに終わっている。同じく6位タイに昨季の賞金王タワン・ウィラチャン(タイ)ら。また4年ぶりの優勝を目指したベテランのレティーフ・グーセン(南ア)は1アンダー70の平凡なスコアで通算4アンダー29位タイで終戦した。
日本勢は、中里光之介が4日目にして初のアンダーパー(2アンダー69)をマークして通算2オーバーで前日の69位タイから56位タイに順位を上げた。ちなみにもうひとり出場していた市原弘大は予選で姿を消している。