青木、樋口ら6人が日本プロゴルフ殿堂入り! 井戸木は特別賞
更新日:2013/12/17 13:13
掲載日:2013/12/17 13:01
青木功、樋口久子らが日本プロゴルフ殿堂入りを果たすこととなった。
一般財団法人日本プロゴルフ殿堂は16日、都内で行った記者会見で第2回の殿堂入り顕彰者を発表した。
レジェンド部門では、日本のプロゴルファー第1号、福井覚治をはじめ、安田幸吉、島村祐正、二瓶綾子の4人が、プレーヤー部門では青木、樋口の2人が選出された。また、今年、米チャンピオンズツアーのシニアPGA選手権で優勝し、日本男子初のメジャー王者となった井戸木鴻樹が特別賞を受賞することとなった。
プレーヤー部門の2人は、いずれも日本ツアーの確立に大きな功績を残している。青木は、1980年全米オープンでジャック・ニクラウス(米)と優勝争いを繰り広げ2位に、さらに1983年ハワイアン・オープンで日本人初の米ツアー優勝を達成。日米欧豪4つのツアーで優勝した経験を持ち、50歳を過ぎてからもチャンピオンズツアーで9勝を挙げている。また、2004年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしている。
一方の樋口は、日本の女子プロ1期生でツアー初期に圧倒的な強さを示して女子プロゴルファーという職業を確固たるものにした。また、1977年全米女子プロゴルフ選手権で優勝し、日本人として初のメジャータイトルを獲得。2003年には日本人初の世界ゴルフ殿堂入りを成し遂げている。
昨年3月の第1回記念式典では、中村寅吉、小野光一のカナダカップ優勝コンビをはじめ、宮本留吉、戸田藤一郎、浅見緑蔵、林由郎、小針春芳の7人が顕彰されている。第2回記念式典は、来年2月17日に三越本店(東京・日本橋)で行われる予定となっている。