昨年出番なしのK.アフィバーンラトがポイントゲッターに ロイヤルT
更新日:2013/12/22 12:10
掲載日:2013/12/22 11:48
昨年のシングルスマッチで出番のなかったキラデク・アフィバーンラト(タイ)がチームを引っ張っている。
アジアと欧州が名誉をかけてチーム戦で激突する第7回 ザ・ロイヤルトロフィは現地時間21日、中国のドラゴンレイクゴルフクラブを舞台にフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)方式による2日目の競技を終了。2日目は1勝1敗2分のタイに終わったため、初日に3勝1敗と勝ち越したアジア選抜が5.0対3.0でリードを守った。
初日に続き貴重な勝利を挙げたのが44歳ながら世界ランクトップ50以内で来年のマスターズ出場を決めているトンチャイ・ジェイディと20歳年下(24歳)のアフィバーンラトのタイ人コンビ。思えば昨年の今大会、相手チームのプレーイングキャプテン、ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)がケガを理由に最終日のシングルス出場を回避をしたとき、アジア選抜で“ベンチウォーマー”として応援に回ったのがアフィバーンラトだった。
しかし今年アフィバーンラトはアジアンツアーの賞金王に輝き、アジアはもとより、ヨーロッパ、日本など各地で大活躍。今大会でもポイントゲッターとして2勝=2ポイントを稼ぎチームの中心的存在に成長した。
「トンチャイ(ジェイディ)と一緒だから心強い。自信を持って自分のプレーに徹することが出来る。ヨーロッパは強い選手が揃っているけれど、我々アジア選抜だって負けていない。最終日もしっかり仕事がしたい」と3連勝を胸に誓ったアフィバーンラト。
昨年プレーさせてもらえなかったシングルスで勝ってこそ、自らの成長を実感出来るはずだ。