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20代トリオ、L.ウーストハウゼンの連覇阻止を誓う

更新日:2014/01/12 10:43
20代トリオ、L.ウーストハウゼンの連覇阻止を誓う

 

 ディフェンディング・チャンピオンのルイス・ウーストハウゼン(南ア)の前に20代の3人が立ちはだかった。

 欧州ツアー精鋭36名のみに出場が許されるボルボ・ゴルフ・チャンピオンズは現地時間11日、南アフリカのダーバンCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日首位グループの一角を占めたウーストハウゼンは7バーディを奪いながらボギー3つ、トリルボギー1つを叩いて1アンダー71止まり。単独トップに浮上した22歳の新鋭トミー・フリートウッド(英)に2打差の通算8アンダー単独4位に後退した。

 昨年のジョニー・ウォーカー選手権でツアー初優勝を挙げ「試合に出る度に勝ちたいと思っている」と豪語するフリートウッド。1打差の2位タイに23歳のビクトル・ドゥブイソン(仏)と28歳のヨースト・ルーテン(オランダ)が並び、ウーストハウゼン包囲網を敷く展開となった。

「7バーディは計算通り。でもあまりのもボギーが多すぎてフラストレーションが溜まった」と落胆を隠せなかったウーストハウゼン。「12アンダーくらまで伸ばすチャンスもあったのに…。明日はもっと集中してかからないと」と連覇に向け気合いを入れ直す。

 勢いのある20代トリオがどこまでスコアを伸ばし、ウーストハウゼンが集中力を取り戻し逆転で栄冠を掴むことが出来るのか、という点が最終日の見どころになりそうだ。

 その他の注目選手は、ウーストハウゼンと同じく地元期待のブランデン・グレイス(南ア)が通算7アンダー単独5位に浮上。この日4つスコアを伸ばしたチャール・シュワーツェル(南ア)が前日の15位タイから通算5アンダー8位タイに順位を上げ、今週のベストスコア7アンダー65をマークしたポール・ケイシー(英)が通算4アンダー10位タイにジャンプアップした。10位タイにはケイシーの他、マッテオ・マナセロ(伊)、ダレン・クラーク(北アイルランド)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、クリス・ウッド(英)が並んでいる。

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