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リーダーボード乱高下 C.カーク単独首位、谷原6位タイ

更新日:2014/01/12 12:18
リーダーボード乱高下 C.カーク単独首位、谷原6位タイ
シーズン2勝目へ向け単独首位に浮上したC.カーク。(写真提供:Getty Images)

 

 ムービングデーにリーダーボードが目まぐるしく入れ替わる展開となった。

 米男子ツアーの2014年フルフィールド初戦ソニー・オープン・イン・ハワイは現地時間11日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。上位がスコアを伸ばせない中、この日5位タイからスタートしたクリス・カーク(米)が通算12アンダーで単独トップに浮上。1打差の2位タイにハリス・イングリッシュ(米)とウィル・ウィルコックス(米)が並び、歴代王者のジェリー・ケリー(米)が通算10アンダーでジミー・ウォーカー(米)とともに4位タイの好位置につけた。

 また、2003年のアーニー・エルス(南ア)以来、ハワイでの2連勝を狙うザック・ジョンソン(米)が、レティーフ・グーセン(南ア)、ロバート・アレンビー(豪)といったベテランとともに通算9アンダー6位タイへと順位を上げている。

 そんな中、前日2位タイに浮上し、ムービングデーのチャージが期待された谷原秀人は前半バンカーからのパーセーブに失敗してボギーを叩くなど、予選ラウンドで面白いように決まっていたパットが不発。しかし終盤になって8メートルのバーディパットをど真ん中から沈めるなど持ち直し、15、16、18番でバーディを奪ってイーブンパー70にスコアを戻し通算9アンダー6位タイ。首位のカークとは3打差あるが、最終日のプレー如何では優勝を狙えるポジションをキープした。

 また、この日のベストスコアに並ぶ6アンダー64と爆発したジョン・デイリー(米)が通算7アンダーで前日の66位タイから18位タイにジャンプアップ。同じく18位タイにベ・サンムン(韓)がつけているが、大会一番人気のアダム・スコット(豪)はスコアを1つ落とし通算6アンダー27位タイに急降下した。

 谷原以外の日本勢は今田竜二が最終18番をしっかりバーディとして2アンダー68をマーク。通算6アンダー27位タイにつけている。しかし、カットラインぎりぎりで決勝ラウンド進出を決めた武藤俊憲はスコアを1つ落とし通算イーブンパー72位タイ。予選を突破した人数が規定より多かったため3日目のカットに引っかかり、最下位の賞金は受け取れるものの最終日にプレーすることは出来なくなった。

 尚、池田勇太、宮里優作、川村昌弘、石川遼は予選ラウンドで姿を消し、松山英樹は左手親指付け根のケガにより欠場している。

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