L.ウーストハウゼン逆転で連覇達成!
ルイス・ウーストハウゼン(南ア)が地元ギャラリーの見守る中、逆転で大会連覇を成し遂げた。
欧州ツアー精鋭36名のみに出場が許されるボルボ・ゴルフ・チャンピオンズは現地時間12日、南アフリカのダーバンCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日、先を越された20代の3人が伸び悩む中、新たに優勝争いに加わったのは前半に3連続バーディを奪ってリーダーボードを駆け上がった同郷の後輩ブランデン・グレイス(南ア)。
ウーストハウゼンが上がり2ホールを残している時点で、グレイスが1打リードの通算11アンダーで先にホールアウト。ビハインドを背負ったウーストハウゼンは、上がり2ホール連続でセカンドショットを至近距離に寄せ、連続バーディで締めくくり4アンダー68をマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばして、単独2位のグレイスに1打差で勝利をものにした。
この勝利でウーストハウゼンは4年連続で年頭の初戦に優勝するという快挙を達成。「17番のティーグランドでグレイスに1打リードされているのは分かっていた。セカンドショット勝負になると気合いが入った。17番も18番も易しくなかったし緊張したけれど勝てて良かった」と“シュレック(風貌からついたあだ名)”の愛称を持つ地元のヒーローは喜んだ。
1打差の単独2位にグレイスが入り、通算10アンダー3位タイには前日のトーナメントリーダー、トミー・フリートウッド(英)とヨースト・ルーテン(オランダ)の20代コンビが並んだ。1イーグル、5バーディ、2ボギーの5アンダー67でラウンドしたパドレイ・ハリントン(アイルランド)は通算9アンダー5位タイでフィニッシュ。
また初日『79』を叩き最下位からのスタートを余儀なくされたトーマス・ビヨーン(デンマーク)が、2日目以降60台で回り通算5アンダーで、マッテオ・マナセロ(伊)らと同じ10位タイに入っている。