市原シード確保に光明4位タイ浮上! 片岡26位タイ
更新日:2014/01/18 09:47
掲載日:2014/01/18 09:40
シード権を巡るラストゲームに挑む市原弘大が優勝戦線に浮上した。
アジアンツアーの2013年シーズン最終戦 キングスカップは現地時間17日、タイのブラックマウンテンGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。現在賞金ランク97位と崖っぷちの市原は、17位タイからスタートしたこの日スタート直後(10番スタート)の11番、12番連続ボギーでつまずいたが、14番からの5ホールで4バーディを奪って巻き返し4アンダー68をマーク。通算6アンダーまでスコアを伸ばし、首位に並んだプロム・ミーサワット(タイ)、リカルド・カールバーグ(スウェーデン)の2人に2打差の4位タイに急浮上した。
優勝ならもちろん文句なしだが、賞金総額100万ドル(約1億400万円)の今大会で上位に入ればシード圏内のトップ60入りも夢ではない。
「良いラウンドでした。ショットも良かったけれど、今日はパットが決まってくれた。奪ったバーディはほとんど1.5メートル以内でした。賞金ランク下位に低迷しているけれど、今週流れを変えられたらいいですね」と31歳になったアジアンツアーの常連は手応えを滲ませた。
もう1人の日本勢、片岡大育も善戦。初日は57位タイと出遅れたが、第2ラウンドでは5バーディ、2ボギーの3アンダー69にスコアをまとめ通算2アンダー26位タイまで順位を上げた。賞金ランク28位につける片岡は来季の出場権はすでに手中に収めている。あとは決勝ラウンドでどこまで伸ばせるか注目だ。