石川32位タイ浮上! 松山66位タイ 谷原は予選落ち…
石川遼が週末の巻き返しを期待出来るポジションまで順位を上げた。
世界ランキングNo.1のタイガー・ウッズ(米)やフィル・ミケルソン(米)などが参戦している米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間24日、カリフォルニア州サンディエゴにあるトリーパインズGC(サウスC/SC、ノースC/NC)を舞台に第2ラウンドの競技を行なった。
イーブンパー63位タイと予選落ちが気になる位置からのスタートとなった石川は、スコアの出やすいノースCでプレー。連続バーディと好発進したが、4番でダブルボギーを叩いてしまう。それでもツアー2年目とあってそんなことではくじけない。8番、9番の連続バーディでリードを取り戻す。11番、12番で続けてボギーとしたが、14番、18番のバーディで2アンダー70。単独首位のジョーダン・スピース(米/NC)とは8打差の通算2アンダーだが、32位タイに順位を上げ、決勝ラウンドで上位を狙う。
石川と同じ63位タイでサウスCに出た松山英樹は、連続ボギーの出だしに暗雲が漂うが、攻め続け3バーディ、3ボギーで前半を終える。しかし、後半に入ってもバーディを取れば、ボギーが来る出入りの激しいゴルフは変わらず、結局イーブンパー72止まり。通算イーブンパー66位タイの下位で予選を通過した。フェアウェイキープ率35.71%、パーオン率33.33%とショットが安定しなかったが、1ホールの平均が1.500というパッティングに救われた。
初日29位タイとまずまずのプレーをした谷原秀人だったが、2日目は1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75。通算1オーバー84位タイまで後退し、カットラインに1打及ばず2日間で姿を消した。
スピースに1打差の通算9アンダー単独2位に前日首位のスチュワート・シンク(米/SC)がつけ、更に1打遅れて飛ばし屋ニコラス・コルサーツ(ベルギー/SC)。地元出身のフィル・ミケルソン(米/SC)は通算2アンダーで石川と同じ32位タイ、大会7勝のタイガー・ウッズ(米/NC)も通算1アンダー50位タイと、ビッグネーム2人はこの日もエンジンが掛からずじまいだった。