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米国勢上位独占! 藍49位タイ 上原は後退…

更新日:2014/01/25 17:41
米国勢上位独占! 藍49位タイ 上原は後退…
2日目にスコアを伸ばして予選通過を果たした宮里藍。決勝ラウンドでは更なる上位進出を狙う。(写真提供:Getty Images)

 

 珍しく米国勢の名前がずらりと上位に並んだ。

 米女子ツアー開幕戦、ピュアシルク・バハマLPGAクラシックは現地時間24日、バハマのオーシャンクラブGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。7アンダー66でプレーしたジェシカ・コルダ(米)が通算11アンダー単独首位に躍り出た。1打差単独2位にはポーラ・クリーマー(米)、通算9アンダー3位タイにはミッシェル・ウィー(米)とジェニー・スー(米)の2人がつけている。韓国を中心とした外国勢が上位にいる状況が続いていた同ツアーとしては、久しぶりに名前の横に星条旗が付く選手の名前が上位に並んだ。

 コルダとクリーマーはこの日、宮里藍を含めた3人でラウンドしていたが、途中で急変した天候に振り回された。「よく晴れて美しく、そよ風の中に出ていったら、途中から曇ってきて、風がハリケーンのように吹き始めた。タフな1日だったけれどポーラ(クリーマー)がバーディを取り続けて追い上げてきたから、私もバーディを奪い続けなければいけなかったの」とコルダ。クリーマーは「風の強い日は大好き。こんな日は自分のショットを信じるしかないし、そのためにオフシーズンはしっかり練習してきた」と自信をのぞかせた。良いリズムでプレーした2人が揃って上位に躍り出た。

 一方、宮里も4バーディ、2ボギーの2アンダー71でスコアを伸ばしたが、通算イーブンパー49位タイでひとり蚊帳の外。決勝ラウンドではこの悔しさをばねに上位進出を狙う。

 初日首位タイ発進した16歳のスーパールーキー、リディア・コ(ニュージーランド)は、3連続バーディの最高のスタートを切ったが、その後失速。5バーディ、2ボギーの3アンダー70とスコアを伸ばしきれず、通算8アンダー5位タイに後退した。それでもショットの安定度は相変わらずで、プロ転向後初のツアー優勝(ツアー通算3勝目)をまだまだ諦めてはいない。

 また、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のステイシー・ルイス(米)は、2アンダー71でラウンドするも、通算6アンダー10位タイに順位を落とした。

 日本勢は、33位タイでスタートした上原彩子が1オーバー74でスコアを伸ばせず、宮里藍と並ぶ通算イーブンパー49位タイに後退。ツアールーキーの野村敏京も1つスコアを落としたが、通算1オーバー60位タイでなんとか予選を通過している。

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