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リ・エスドが逆転でツアー初V! 期待の藤田は5位タイ

更新日:2014/04/13 17:10
リ・エスドが逆転でツアー初V! 期待の藤田は5位タイ

 

 国内女子ツアーのスタジオアリス女子オープンは13日、兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。O.サタヤ(タイ)が完全Vに王手をかける中、この日2アンダー70をマークしたリ・エスド(韓)が通算9アンダーまでスコアを伸ばして、ツアー8年目にして悲願の初優勝を飾った。

 開幕から5試合が経過した今季の女子ツアーは、ここまでいずれの試合も終盤までもつれ込んでいたが、やはり今大会も一筋縄ではいかなかった。2打のリードを持って最終日をスタートしたサタヤだが、前日までに2つしかバーディを奪えていなかった苦手のアウトでこの日もノーバーディとスコアを伸ばすことが出来ず。追いかけるリは1番、6番でバーディ奪取に成功してついにサタヤを捉える。

 後半はこの2人による一進一退の攻防となった。サタヤが10番でこの日初のバーディを奪い意地を見せると、13番でリが奪い返し再びタイに。そしてサタヤが14番をボギーとしたことで、ついにリが今大会初めて単独首位に浮上する。その後17番でリがボギーを叩いて再び2人は並んだが、最終18番でバーディパットを沈めたリが力強いガッツポーズとともに、初のタイトルを手に入れた。ちなみに通算9アンダーはリがツアーに本格参戦した2007年にペ・ジェヒ(韓)が記録した通算8アンダーを更新するトーナメントレコード。

 通算8アンダー単独2位にサタヤ、通算6アンダー単独3位に酒井美紀が入った他、コースレコードタイとなる6アンダー66をマークした服部真夕が通算5アンダーまでスコアを伸ばして前日の23位タイから単独4位に大きく順位を上げた。

 また、2日目を終えて首位と4打差の単独3位とツアー初Vも視界に捉えていた期待のルーキー藤田光里は、15ホール目までに2つスコアを落として優勝戦線から脱落。それでも上がり3ホールで2つバーディを奪って、通算4アンダー5位タイと堂々の成績で大器の片りんを見せた。

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