A.スコット連覇ならずも後輩がオージー初ローアマ
更新日:2014/04/14 10:24
掲載日:2014/04/14 07:52
昨年オーストラリア勢として初めてグリーンジャケットに袖を通したアダム・スコットの連覇はならなかったが、オージーの後輩がローアマに輝いた。
今年で第78回を迎えた今季メジャー初戦マスターズ(ジョージア州オーガスタナショナルGC)は現地時間13日、最終ラウンドの競技を終え、豪州パース出身のオリバー・ゴスがオーストラリア勢では初のローアマに輝いた。
2013年の全米アマチュアゴルフ選手権準優勝のゴスは最終日3オーバー75とスコアを落とし通算10オーバー単独49位に終わったが、アマチュアで予選を通ったのがゴスひとりだったためローアマ=ベストアマのタイトルを獲得した。
前年のチャンピオンが出席して行われるグリーンジャケットセレモニー(表彰式)では母国の先輩スコットと並びローアマのトロフィを授与されたゴス。前日20歳の誕生日を迎えたばかりのゴス(テネシー大学2年)は「正直、信じられません。オーストラリア出身で初めてこのタイトルを獲得することが出来たなんて」と手放しで快挙を喜んだ。
一方、スコットは前日崩れてV圏外に去ったが最終日はイーブンパー72に踏みとどまり通算1オーバー14位タイで4日間の競技を終了。「バックナインでチャージ出来るかと思ったけれど難しかった」と連覇達成ならず肩を落としたが、それでも「ディフェンディング・チャンピオンとしてこの場に立てて、パトロン(ギャラリー)の温かい声援に包まれ本当に幸せな時間だった。この思い出は決して忘れない」と感慨深げに4日間を振り返った。