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男子ツアーの国内開幕戦に実力者が集結!

更新日:2014/04/16 13:04
男子ツアーの国内開幕戦に実力者が集結!

 

 国内男子ツアーは3月にタイで行われたインドネシアPGA選手権のアジアラウンドに続き、17日から東建ホームメイトカップ(三重県、東建多度カントリークラブ・名古屋)を開催。ようやく国内での試合が幕を開ける。

 松山英樹と石川遼の2枚看板は米ツアーを主戦場にしているため出場しないが、昨年43歳にしてツアー初優勝を飾った自称“ゴルフトラベラー”塚田好宣を始めとする実力者たちが勢揃い。長い長いオフの間にアジアンツアーに出場したり、小さな大会でプレーをして実戦のカンを研ぎ澄ませて来た男たちが激突する。

 連覇を狙う塚田はアジアでの試合経験が豊富なこともあり、3月には全英オープンのアジア予選に出場。プレーオフの末、7月の本戦(現地時間17〜20日/英、ロイヤル・リバプールGC)への切符を手にしている。メジャーに向けて、景気づけにもう1つ勝ち星を手にしたいところだ。

 予選ラウンドでその塚田と一緒にプレーするのが、昨年に続いて選手会長の職に就いた池田勇太と、昨季最終戦ゴルフ日本シリーズJTカップで悲願の初優勝を飾った宮里優作の2人。池田は、試合数がなかなか増えないツアーを活性化しようと必死で盛り上げているが、何よりも大切なのは自分が活躍することだというのもわかっており、力を発揮する機会を心待ちにしている。天才アマと呼ばれ鳴り物入りでプロ入りしながら10年以上勝てずに苦労した宮里も、2勝目を狙う今年は正念場。すでに実績でははるか上を行き、米女子ツアーで戦い続ける妹の藍に負けないよう今年こそ大きく花開きたいところだ。

 一方、オフに引退をほのめかすような発言で周囲を驚かせた67歳の尾崎将司は、様々な悩みを抱え、体と相談しながら今年も参戦。44歳になった一昨年の賞金王、藤田寛之も再浮上を狙っている。

 若手では、日本ゴルフツアー選手権で優勝した小平智、TOSHIN GOLF TOURNAMENTを制した藤本佳則、セガサミーカップゴルフトーナメントを勝った薗田峻輔らに注目が集まる。いずれも女子ツアーに比べて試合数も少なく人気も低いツアーの実態を憂いているだけに、自らの力で盛り上げるべく満を持して国内開幕戦を迎える。

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