L.ウェストウッドらビッグネームがマレーシアに参戦!
欧州ツアーの実力者であるリー・ウェストウッド(英)&ルイス・ウーストハウゼン(南ア)が、現地時間17日から行われる欧州、アジア両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープン(マレーシア、クアラルンプールG&CC)に揃って参戦。ウェストウッドは単独7位、ウーストハウゼンも単独25位に入ったマスターズ直後に現地入りしており、メジャーの余韻を漂わせる中でのプレーに注目が集まっている。
1997年の大会王者であるウェストウッドが7年ぶりに出場。今大会が欧州ツアーの一戦となったのは優勝した2年後で、当時はアジアンツアーの大会に乗り込み見事に実力を見せつけたかっこうだった。2012年のノルデア・マスターズ(欧州ツアー)以来、優勝から遠ざかていることもあり、弾みとなる結果が欲しいところ。何とか、ここでもうひとつステップを上がる勝利をつかみたい。
一方のウーストハウゼンは、2012年のマスターズでバッバ・ワトソン(米)にプレーオフ負けした直後に今大会に出場し、3打差で優勝。マスターズでの口惜しさをすぐに晴らしたのは記憶に新しい。「マスターズでは日曜日のバックナインでパットが凍り付いてしまった。スイングは良かっただけに、今週もそれを続けたい」と気分を一新して大会に臨む。
日本ツアーの東建ホームメイトカップと同週開催だが、アジアンツアーに重きを置く小林正則、川村昌弘、片岡大育の3人はこちらに参戦。よりグローバルな大会で結果を出そうと夢見ている。
また、ディフェンディング・チャンピオンのキラデク・アフィバーンラト(タイ)は、今大会の優勝が効いて昨季アジアンツアー賞金王に輝いている。その思い出の地で連覇して、今季も同ツアーを引っ張るべく燃えている。
他に大会2勝のトンチャイ・ジェイディ(タイ)や、17歳だった2011年に優勝を飾っているマッテオ・マナセロ(伊)、アルバロ・キロス(スペイン)、ジーブ・ミルカ・シン(インド)ら力のある選手がこぞって参戦。大会を盛り上げる。