プロデビューの大堀ら5人が首位タイ発進! 初日は大混戦
更新日:2014/04/17 19:25
掲載日:2014/04/17 18:30
石川遼、松山英樹が抜けた国内男子ツアーを引っ張っていくのはこの男かもしれない。
同ツアーの国内開幕戦 東建ホームメイトカップは17日、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋を舞台に第1ラウンドの競技を終了。首位に5人が並ぶなど混戦模様の中、今大会プロデビューの22歳 大堀裕次郎がいきなり5アンダー66をマークしてトップグループに割って入った。
この日インスタートの大堀は、12番でバーディを奪うと、17番パー5では8番アイアンで打った第2打をピン側1.5メートルにつけてイーグル奪取に成功。後半も好調のショット、パットを武器に2番、3番の連続バーディでスコアを伸ばし、プロデビューながらも堂々としたラウンドでリーダーボードの最上段をゲットした。
昨年の日本アマチュアゴルフ選手権優勝、関西オープン9位タイの実績のある大堀は、秋にクォリファイング・トーナメントを受験する予定だったが、ケガのためこれを断念。今年1月にプロ宣言したものの、出場資格は持っていなかった。しかし、これまでの実績をかんがみて“将来有望な選手”と判断され、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会長推薦枠で今大会を含む3試合連続の出場が決定。大きな期待とプレッシャーがかかる中、石川、松山世代の若者は見事その期待に応えてみせた。
だが、上位は大混戦。大堀と並ぶ首位タイに谷口徹、宮里聖志、佐藤圭介、崔準祐(韓)が名を連ね、1打差6位タイに選手会長2年目の池田勇太、武藤俊憲、丸山大輔ら6人。さらに3アンダー68の12位タイに室田淳、近藤共弘、金庚泰(韓)ら、2アンダー69の19位タイに片山晋呉らがつけるなど首位から3打差以内に35人がひしめいており、2日目以降も気の抜けない戦いが続きそうだ。