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スーパー15歳アマ勝みなみ、プロ転向「今は考えていない」

更新日:2014/04/22 12:36
スーパー15歳アマ勝みなみ、プロ転向「今は考えていない」

 

 スーパーフィフティーン、勝みなみのプロ転向はもう少し先のことになりそうだ。

 先週の国内女子ツアー、KKT杯バンテリンレディスオープンで15歳293日のツアー史上最年少優勝を達成した勝(鹿児島高1年)は一夜明けた21日、在学する鹿児島高で優勝報告会見を行った。

 もちろん話題の中心はプロ転向の時期。だが「プロ転向を今は考えていないのか?」と尋ねられた勝は「はい」と即答した。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は18歳未満の者はプロテストに受験できないと定めている。それでも、ツアー優勝者はツアープロとなるTPD(トーナメント・プレーヤーズ・ディビジョン)の単年申請をする権利が与えられる。15歳の優勝者は想定外とあって、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の審議次第ではあるが、5月16日(優勝の翌日から4週目の金曜日)までに申請し、プロとなれば1年間はツアー出場権を持つことになる。

 だが、高校進学に関しても「ゴルフだけになりたくない」と名門校からの誘いを断り、ゴルフ部のない地元の高校を選んだ勝のこと。「まだ(どうするか)決めていませんが、そこまでの気持ちはありません」と口にしており、慌てることはなさそうだ。

 もちろん、将来はプロになることを夢見ているだけに葛藤はあるだろう。試合に出場していたため、入学したばかりの学校に行ったのは会見の日が2日目で、環境もまだよくわからない。このままの状況にいるのか、高校生プロとしてプレーすることを選ぶのか。あと1か月間は気持ちが揺れることは十分に考えられるが、いずれにしても嬉しい悩みには違いない。

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