新婚さくらは出遅れ… 首位大山と1差2位タイに16歳アマ永井
国内女子ツアーシーズン第8戦 フジサンケイレディスクラシックは25日、静岡県の川奈ホテルゴルフコース 富士コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。5アンダー67をマークした大山志保が単独トップ、1打差の2位タイに藤本麻子ら4人が並ぶ中、先日結婚を発表したばかりの横峯さくらは2オーバー74とスコアを崩し56位タイと出遅れた。
大会3日前の22日にメンタルトレーナーの森川陽太郎氏との入籍を発表した横峯は、序盤からパープレーが続くなど我慢の展開を強いられると9番でボギー。後半は13番で1つスコアを落とした後の14番でバーディを奪い返したが、17番で再びボギーを喫し首位と7打差の56位タイで初日の競技を終えた。同大会は二人にとって昨年初めてコンビを組んだ思い出の大会だ。今大会も帯同しているという森川氏とともになんとか気持ちを切り替えて2日目以降の巻き返しにつなげて欲しい。
また、横峯と同組の2人もスタートダッシュに失敗した。今季すでに1勝を挙げている渡邉彩香は、3番でバーディ、4番でイーグルと好調な滑り出しを見せたが、7番以降の4ホールで5つスコアを落として大ブレーキ。2オーバー74で回り横峯と同じ56位タイに沈んだ。もうひとりの同伴選手でディフェンディング・チャンピオンの佐伯三貴は5ボギーを叩いて3オーバー75。過去優勝2回と得意としているはずの川奈で79位タイと初の予選落ちの危機に瀕している。
上位陣は、首位と1打差の2位タイに藤本、穴井詩、ウェイ・ユンジェ(台)の他、マンデートーナメントから勝ち上がってきた16歳アマチュアの永井花奈(日出学園高2年)が入った。前週のKKT杯バンテリンレディスオープンでは同じく高校生アマの勝みなみが優勝を飾ったばかり。2週連続のアマチュアVとなるか。
一方、昨季賞金女王の森田理香子は、バックナインで2バーディ、4ボギーとバタついて横峯、渡邉らと並ぶ56位タイで初日の競技を終えている。