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日本勢明暗 川村34位タイ、小林予選落ち 仏の新鋭がトップ

更新日:2014/04/26 11:17
日本勢明暗 川村34位タイ、小林予選落ち 仏の新鋭がトップ

 

 初日出遅れた日本勢が2日目に明暗を分けた。

 欧州、ワンアジア両ツアー共催のボルボ中国オープンは現地時間25日、中国のゲンゾンGCを舞台に日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンドを終えカットラインぎりぎりにつけていた川村昌弘が第2ラウンド、4バーディ、1ボギーの3アンダー69にスコアをまとめ、通算2アンダー34位タイで決勝ラウンド進出を果たした。

 川村は前週マレーシアで上位争いを演じ13位タイに入って順調な仕上がりぶりを見せつけた。アジアからヨーロッパへと夢が広がる20歳の残り36ホールに注目だ。

 一方、前日出入りの激しいゴルフで出遅れていた小林正則は3連続を含む5ボギー(2バーディ)を叩き3オーバー75の乱調。アジアの常連が通算3オーバー84位タイで川村とは対照的に2週連続予選落ちを喫している。

 一方、単独トップに浮上したのはこの日1イーグル、8バーディの10アンダー62と爆発したフランスの新鋭アレクサンダー・レヴィ(仏/通算14アンダー)。23歳の若武者は、昨季ターキッシュ・エアラインズ・オープンで優勝し、2月のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権で準優勝を飾り一躍時の人となったビクトル・ドゥブイソン(仏)の親友。「フランス勢は皆彼の活躍に刺激を受けている。もちろん自分も同じ。今日の『62』はキャリアベスト。ゴルフの調子が良いので週末が楽しみ」とレヴィ。欧州ツアーで一大勢力になりつつあるフランス勢の存在は侮れない。

 4打差の単独2位にエイドリアン・オタエギ、5打差の単独3位にアルバロ・キロスの両スペイン勢が続き、通算8アンダー単独4位にラファエル・ジャクリン(仏)。世界ランク3位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は通算3アンダー20位タイ。

 またイアン・ポルター(英)が通算1アンダーで呉阿順(中)らと並び40位タイに低迷、ジェイソン・ダフナー(米)はカットラインぎりぎりの通算イーブンパー51位タイでかろうじて予選をクリアしている。

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