23歳A.レヴィがツアー初V! 川村46位タイ終戦
23歳の新鋭アレクサンダー・レヴィ(仏)が逃げ切って嬉しいツアー初優勝を飾った。
欧州、ワンアジア両ツアー共催のボルボ中国オープンは現地時間27日、中国のゲンゾンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2日目から首位を走ったレヴィが15番でダブルボギーを叩いたものの、上がり2ホール連続バーディで締めくくり3アンダー69をマーク。通算19アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位に入ったトミー・フリートウッド(英)に4ストロークの大差をつけ逃げ切りVを達成した。
「自信があったのでプレッシャーはあまりなかった。自分のゴルフに最後まで集中出来た。最後はフリートウッドが差を詰めて来たけれど、優勝争いの緊張感がとても心地良かった」と胸を張ったレヴィ。昨季ターキッシュ・エアラインズ・オープンで優勝し、2月のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権で準優勝を飾り一躍時の人となった同郷のビクトル・ドゥブイソン(仏)の活躍に刺激を受けたレヴィが、今季の欧州ツアー20戦目にして20人目のチャンピオンに輝いた。
3年ぶりの優勝を目指したアルバロ・キロス(スペイン)が通算13アンダー単独3位、この日5アンダー67をマークしたフランセスコ・モリナリ(伊)が通算12アンダー単独4位に食い込んだ。
また前日まで精彩を欠いていたビッグネームもさすがのプレーを披露。世界ランク3位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が7アンダー65と爆発し通算11アンダーでイアン・ポールター(英)らと5位タイ入賞。またこの日はダニー・ウィレット(英/通算6アンダー24位タイ)が12番パー3で、マルセル・シエム(独/通算2アンダー46位タイ)が8番パー3でそれぞれホールインワンをマークしている。
最終日のチャージが期待された川村昌弘は3バーディをマークしたが、12番でダブルボギーを叩きイーブンパー72止まり。通算2アンダー46位タイで4日間の競技を終えた。