欧州で結果を求める川村、小林が参戦!!
川村昌弘、小林正則の2人が、海外で結果を求めて戦い続けている。
欧州、アジアン両ツアー共催のザ・チャンピオンシップ at ラグナナショナルは現地時間5月1日、シンガポールのラグナナショナルG&CCを舞台に開幕。日本ツアーは今週で開幕から4試合目(タイランドオープンは開催延期)を迎えるが、昨年のアジアパシフィック パナソニックオープンを制した川村と、日本オープンゴルフ選手権競技覇者の小林は、その資格を存分に使ってアジアンツアーを中心にプレーを続けている。
川村は2週前のメイバンク・マレーシアン・オープンで13位タイ。前週のボルボ中国オープンでは46位タイと今一つだったが、それでもしっかり予選は通過しており自分のペースでプレー出来ているようだ。一方の小林は2週連続で予選落ちと思うようなプレーが出来ずに苦しんでいる。
だが、環境が整い、移動も楽な日本ツアーが開幕してもこちらに残っている2人には、今しか出来ない経験と野心があふれているはずだ。底辺の広いアジアや欧州では初優勝の選手を見る機会も多くあり、ここから強烈な刺激を受けて大きなことをやってのけるべく今週も全力で挑む。
また、昨季アジアンツアー賞金王で現在世界ランキング74位のキラデク・アフィバーンラト(タイ)は、世界ランク60位以内に入って初の全米オープン(6月12〜15日/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)出場権を獲得するためにも、このあたりで結果を残したいところ。
ボルボ中国オープン優勝のアレクサンダー・レヴィ(仏)や、前週アジアンツアーのCIMBニアガ・インドネシアン・マスターズで劇的Vを達成したアニルバン・ラヒリ(インド)ら好調の面々に加え、ベルント・ウィースバーガー(オーストリア)、エドアルド・モリナリ(伊)、ピーター・ユーライン(米)らも出場。激戦を繰り広げる。