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野村、4打差上々のスタート! 有村、上原は出遅れ

更新日:2014/05/02 12:09
野村、4打差上々のスタート! 有村、上原は出遅れ

 

 野村敏京が米女子ツアー初優勝に向けて上々のスタートを切った。

 同ツアーのノース・テキサスLPGAシュートアウトは現地時間1日、テキサス州ラスコリナスCCを舞台に第1ラウンドの競技を行い、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.4のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が5アンダー66で回って単独首位に立った。ミッシェル・ウィー(米)、クリスティー・カー(米)ら6人が1打差の2位タイで追走する展開の中、野村は1アンダー70でプレーして19位タイ。レクシー・トンプソン(米)、アザハラ・ムニョス(スペイン)らとともに首位に4打差の好位置につけている。

 この日の野村は5つのバーディを奪いながら、18ホールで31パットを叩くなどボギー2つ、ダブルボギーも1つ喫した。それでも今季は4月のLPGAロッテ選手権で7位タイと自己最高の結果を出しているだけに、そろそろ初優勝を意識し出している。持ち前の飛距離を存分に生かし、残り3日間大暴れして欲しいものだ。

 宮里藍、宮里美香の2人が次週行われる日本女子ツアーの今季公式戦初戦、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(5月8〜11日/茨城県、茨城ゴルフ倶楽部 西コース)に出場するためエントリーしておらず、残る日本勢は有村智恵と上原彩子の2人。だが、いずれも2オーバー73とふるわず76位タイと苦しい初日となった。

 首位のピーターセンは長い間、ロレックスランクNo.2の座をキープしており、No.1も狙えそうだったが、故障もあって奪取ならず。そればかりか、先週優勝したリディア・コ(ニュージーランド)にNo.2の座を奪われているとあって奪還に燃えている。

 その他の主な選手は、53歳のホール・オブ・フェイマー(世界ゴルフ殿堂入り選手)、ジュリー・インクスター(米)が2アンダー69で11位タイにつけ、ディフェンディング・チャンピオンでロレックスランクNo.1のインビー・パーク(韓)、同ランクNo.3のステイシー・ルイス(米)がイーブンパー71で36位タイ。チェ・ナヨン(韓)、モーガン・プレッセル(米)、ジェシカ・コルダ(米)の実力者が1オーバー72のラウンドで58位タイと出遅れている。

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