谷口、パインハーストNo.2攻略ならず67位
更新日:2014/06/16 09:53
掲載日:2014/06/16 09:44
大会3日目にプロ入り後自己ワーストスコアを更新する屈辱を味わった谷口徹は最後まで難コースに翻弄され続けた。
現地時間15日に行われた第114回 全米オープン(ノースカロライナ州パインハーストNo.2)最終ラウンド。前日「メジャーでも記憶にない」『88』を叩きリベンジを誓った谷口だったが、難関コース相手に苦しみ6オーバー76で回るのが精一杯。通算29オーバーまでスコアを落とし、予選を突破したプレーヤー中最下位の単独67位に終わった。
決勝ラウンドの2日間はノーバーディだった。お椀状のグリーンはピンポジションによってナイスショットをしても傾斜で外に転がり落ちる。アプローチも落としどころ1つでピンに寄せるどころか、どこまでも遠ざかる。さすがのショートゲームの名手も「お手上げ」状態で「パインハーストにやられた」と実感を込めた。
全米オープン9度目の挑戦は惨敗だった。しかし「記憶に残った」とベテランが言う苦い思いを次なる戦いに生かしたい。