大山、独走で今季初Vに王手! 成田が単独2位浮上
更新日:2014/09/06 18:09
掲載日:2014/09/06 17:52
国内女子ツアーのゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント(岐阜県、みずなみカントリー倶楽部)は6日、第2ラウンドの競技を行った。初日7アンダー65でトップ発進を切った大山志保が、コースレコードタイの9アンダー63をマーク。連日の好スコアで通算16アンダーとし、2位の成田美寿々に6打差をつけ、今季初優勝に王手をかけた。
2006年賞金女王が完ぺきなゴルフで他を圧倒した。この日は前日に引き続きショットが絶好調。出だしの2番、3番で幸先よく連続バーディを奪うと、前半最後の9番もバーディとして3アンダーで前半を折り返す。すると後半はグリーン上でも輝きを放ち、3連続を含む6バーディを量産。特に16番パー5では3打目をベタピンに寄せてタップインバーディ、続く17番ではロングパットをねじ込みコースレコードに並んだ。
昨季最終戦のツアーチャンピオンシップで2年ぶりの優勝を果たした大山だったが、今季はここまでヨネックスレディスゴルフトーナメントとNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでプレーオフ負けするなど、あと一歩勝ち切れていない。後続を大きく引き離しているものの、信条の攻めのゴルフを最後まで貫き、ツアー通算14勝目をつかむ心積もりだ。
その他、「上がり3ホールで1つ(スコアを)伸ばすのが目標だったので、今日は満足している」と2日目のラウンドを振り返った香妻琴乃が、5アンダー67で回ってディフェンディング・チャンピオンの吉田弓美子、O.サタヤ(タイ)と同じ通算8アンダー3位タイ。前週のニトリレディスゴルフトーナメントで優勝している申ジエ(韓)は、アマチュアの森田遥とともに通算6アンダー16位タイにつけている。