17歳L.コ、今季メジャー最終戦で2つの最年少記録に挑む
更新日:2014/09/11 11:02
掲載日:2014/09/11 10:40
現地時間11日に開幕する米女子ツアーの今季メジャー最終戦、エビアン選手権(フランス、エビアン・リゾートGC)で、ニュージーランド出身の“天才少女”リディア・コが2つの最年少記録更新を狙う。
1つ目は、男女両ツアーを通じたメジャー大会最年少V記録。夏以降、左手首のケガと戦っているコだが、この記録が破れるのは今大会がラストチャンスとなる。1868年の全英オープンをヤング・トム・モリス(スコットランド)が17歳5か月8日で制しており、コはエビアン選手権最終日を17歳4か月22日で迎える。
2つ目は、男女プロ史上最年少での世界ランクNo.1奪取。現在ロレックスランキング(女子世界ランキング)3位につけるコは、今大会に勝てば17歳にして女王の座に。また、2位フィニッシュでも現No.1のステイシー・ルイス(米)、No.2のインビー・パーク(韓)の結果次第ではトップに立つことが可能だ。
今季メジャー最終戦で2つの最年少記録樹立を目指すコ。注目の予選ラウンドはディフェンディング・チャンピオンのスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、同じティーンエージャーのレクシー・トンプソン(米)と同組でラウンドすることが決まっている。
日本勢は宮里藍、宮里美香、上原彩子、野村敏京の常駐組4人と、日本ツアーから横峯さくらが出場。その他、右手人差し指のケガから復帰するミッシェル・ウィー(米)、ブリタニー・リンシコム(米)、ポーラ・クリーマー(米)、アザハラ・ムニョス(スペイン)らも参戦し大会を盛り上げる。