R.マキロイ、トップタイ浮上！　松山は3日連続「71」で単独19位

　米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権は現地時間13日、ジョージア州のイースト・レイクGCで第3ラウンドを行い、2位タイで出たローリー・マキロイ（北アイルランド）が3アンダー67をマークし、前日トップのビリー・ホースヘル（米）と通算9アンダーで並び首位タイに立った。

　世界No.1プレーヤーが最終戦でついにポールポジションについた。この日は前半に2つスコアを伸ばすと、10番をボギーとした後の15番パー5で会心のイーグルを奪取。それまでトップをキープしていたホースヘルを一気に捉えた。その後の上がり3ホールも手堅くパーでまとめて3アンダー67でラウンド。最終日を最高の形で迎えることになった。

　日本の松山英樹は、6番でボギーを叩くも9番でバーディを奪い前半をイーブンパーでターン。後半は10番、14番をボギーとした15番をバーディとし1オーバーとした。結局この日は、2バーディ、3ボギーの1オーバー71。3日連続同じスコアで回り通算3オーバーで単独19位につけた。

　ショットは復調の気配を見せているだけに、後はパットを決めることが好スコアの条件。いきなりツアー初優勝を達成したルーキーシーズンの集大成となる最終日で、有終の美を飾りたい。

　その他の上位は、ジム・フューリック（米）が3アンダー67で回り通算7アンダー単独3位。リッキー・ファウラー（米）、ジャスティン・ローズ（英）、ジェイソン・デイ（豪）が通算6アンダーで4位タイに並ぶ展開となっている。フェデックスカップ・ポイントランクトップのクリス・カーク（米）は1オーバー71とスコアを落とし、通算5アンダーで7位タイと順位を下げた。