堀、佐伯ら5人が首位で並ぶ! 09年覇者有村は3差22位タイ
国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントは26日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部を舞台に第1ラウンドの競技を終了。昨日までの天気が嘘のような秋晴れの中、堀奈津佳、佐伯三貴、酒井美紀、大和笑莉奈、アン・ソンジュ(韓)の5人が3アンダー69をマークして首位で並んでいる。
約5か月ぶりの国内参戦となる2009年大会チャンピオンの有村智恵は、イーブンパー72の22位タイとまずまずのスタート。この日は出だしの1番でボギーを叩いたが6番でバーディを奪い1アンダーで折り返すと、後半も1バーディ、1ボギーにまとめてトップと3ストローク差と大会2勝目を狙える位置につけた。
今年は参戦2年目の米ツアーで出場16戦中8戦で予選落ちを喫するなど苦しんでいる有村。シード獲得ラインの賞金ランキング80位に向け、大逆転に挑んだ前週の同ツアー ヨコハマタイヤLPGAクラシックでも予選落ちに終わり、現時点で12月のQスクール(予選会)に回ることが濃厚だ。
もうひとつ残る道は11月に行われる日米共催のミズノクラシック(11月7〜9日/三重県、近鉄賢島カンツリークラブ)で上位入賞すること。出場のためには富士通レディース(10月17〜19日/千葉県、東急セブンハンドレッドクラブ 西コース)までに、国内ツアーの賞金ランキング35位に入る必要がある。大会前の同ランクは120位と難しいことには変わりないが、今大会上位進出で望みをつなぎたいところだ。
トップグループと1打差の6位タイに大山志保、表純子ら6人、2打差の12位タイに渡邉彩香、吉田弓美子、金田久美子ら10人、さらには有村と並ぶ3打差の22位タイには森田理香子、横峯さくら、イ・ボミ(韓)ら20人が並ぶ混戦模様。果たして第2ラウンドでこの中から抜け出すのは誰か?