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ライダーカップ開幕でまさかの“ハプニング” 

更新日:2014/09/27 12:20
ライダーカップ開幕でまさかの“ハプニング” 
1番ホールでティーショットを放つW.シンプソン(写真左)とB.ワトソン(同右)。(写真提供:Getty Images)

 

 現地時間26日に開幕したライダーカップ(スコットランド、グレンイーグルス)。2年に1度の名誉と威信をかけた欧米決戦は、普段のトーナメントとは違う独特の雰囲気に包まれる。特に初日の第1マッチ、1番ホールのティーショットは大会の開幕を告げる大事な場面だが、この雰囲気に飲みこまれてしまったのか、ちょっとした“ハプニング”が起きた。

 フォーボール形式(2人のうち良い方のスコアを採用)で行われた午前中の第1マッチは、米国チームのバッバ・ワトソン&ウェブ・シンプソンと欧州チームのジャスティン・ローズ(英)&ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が激突。1番ホールのティーショット前には、選手の名前がコールされるが、ベテランアナウンサーのアイバー・ロブソン氏はティーグラウンドに立ったシンプソンを、その独特な声で『バッバ・ワトソン』とコールしてしまった。

 シンプソンは、その“ハプニング”に笑いをこらえることができず、それが影響したのか、わずか190ヤードしか飛ばない結果に。相方のワトソンは「ライダーカップの最初のショットだったからね。かなり緊張していたんだと思うよ」と、シンプソンをかばったものの、試合は1つのバーディも奪うことができず5アンド4で大敗してしまった。


 午後には1勝も挙げることができず、初日を2ポイントビハインドで終えた米国チーム。ワトソン&シンプソンのペアに名誉挽回のチャンスは訪れるだろうか。

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