藍、暫定42位タイ発進 美香、上原はホールアウトできず
米女子ツアーの2015年シーズン初戦となるコーツ・ゴルフ選手権が現地時間28日、フロリダ州のゴールデンオカラG&CCで開幕したが、日没により第1ラウンドの競技はサスペンデッドが決定。3選手が出場している日本人勢では宮里藍のみがホールアウトし、1オーバー73で暫定42位タイ発進となった。
昨シーズンの不振から復活を期す藍は、1オーバーで前半を折り返すと、12番のパー5でバーディを奪いスコアをイーブンに戻したものの、直後の13番でボギーを喫し、1バーディ、2ボギーの1オーバー73。課題となっているパッティングは29パットと決めきれない場面が続いたが、フェアウェイキープ率は78.5%と安定しており、第2ラウンドで上位に食い込むためには修正したいところだ。
また、宮里美香は16番までを消化して2バーディ、4ボギーの2オーバーで暫定55位タイ。インスタートの上原彩子は、7番までラウンドしたものの、6番でダブルボギーを叩くなど、1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバーで暫定88位タイと出遅れている。
一方、6アンダー66で暫定トップタイに立ったのは、昨季賞金女王など3冠を達成したステイシ―・ルイス(米)、昨季2勝のジェシカ・コルダ(米)、アサハラ・ムニョス(スペイン)の3選手。ルイスは上がり6ホールで5バーディを奪うなど、圧巻のゴルフで計7つのバーディをマークし、パーオン率は88.9%を記録。2年連続賞金女王へ好スタートを切った。
その他上位には、5アンダー67の暫定4位タイにオースティン・アーンスト(米)とハナ・ジャン(韓)。昨季年間女王のリディア・コ(ニュージーランド)は4アンダー68で、チェ・ナヨン(韓)と並び暫定6位タイにつけ、現在世界ランキングNo.1のインビー・パーク(韓)は2バーディ、1ボギーの1アンダー71で暫定15位タイとなっている。