松山、暫定29位タイ発進 石川は暫定65位タイ
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンが現地時間29日、アリゾナ州のTPCスコッツデールを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を行ったものの、日没サスペンデッドが決定。松山英樹が2アンダー69でラウンドし、暫定29位タイ発進となった。
バッバ・ワトソン(米)、ビリー・ホーシェル(米)のトップ選手とのラウンドとなった松山は、出だしの3番をバーディとすると、7番、9番でもスコアを伸ばし、前半を3アンダーで折り返す。しかしバックナインに入り14番でスコアを落とすと、続く15番の第2打を池に入れるショットミスで連続ボギーとする。それでも最終18番でバーディを奪い返し、4バーディ、2ボギーの2アンダー69。第2ラウンドに向けては「トップは伸びてくると思うので、雨も降って来たしグリーンもソフトになったし、しっかりと準備したい」と意気込みを語った。
一方、石川遼はアウトスタートの5番で約3.6メートルのバーディパットを沈めるも、7番でボギー。後半でもバーディとボギーを1つずつ記録し、2バーディ、2ボギーのイーブンパー71でラウンド。暫定65位タイからのスタートとなったが「不満というか悪いラウンドではなかった。ショットの方向性が見えてきたし、良い手応えはある。今日の感じを続けていきたい」と好印象な様子。天気予報によると、2日目は雨になる可能性が高いが、なんとかスコアを1つでも伸ばしたいところだ。
暫定単独トップは、1イーグル、5バーディの7アンダー64と完璧なプレーを見せたライアン・パーマー(米)。1打差の暫定2位タイにはワトソンら3名、5アンダー66の暫定5位タイにはザック・ジョンソン(米)ら4名がつけている。
今大会で8月以来のツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズ(米)は、4番パー3でダブルボギーを叩くなど前半は4オーバーで折り返す。しかし、13番パー5で第2打をピンそば約20センチにつけるスーパーショットを見せ、タップインイーグル。17番でもバーディを奪い、2オーバー73の暫定104位タイで初日を終えている。