復帰戦を振り返ったR.アレンビー「16番では少しナーバスになった」
更新日:2015/02/04 18:23
掲載日:2015/02/04 18:14
米男子ツアー4勝のロバート・アレンビー(豪)が、誘拐事件からの復帰戦となった前週のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン初日について振り返った。
2週前のソニー・オープンで予選落ち後、誘拐強盗事件に遭遇したアレンビー。直後のヒューマナ・チャレンジは、「担当医のアドバイスに従って」出場を回避したが、前週のフェニックス・オープンからツアーに復帰していた。
一部の報道では、泥酔状態で自ら転倒してケガを負ったのでは? という憶測も流れており、“ザ・スタジアム”の異名を持つ大会名物の16番、多くのギャラリーが待つ18番ホールでは、心無いヤジにさらされたという。
「16番では少しナーバスになった」「このような状況になるとは予期していなかった」とアレンビー。このホールはボギーとしたが、後半は一転2アンダーと見事に盛り返して、復帰後初ラウンドをアンダーパー(1アンダー70)で終えた。
結局、2日目に3オーバー74を叩いて、カットラインに1打及ばず予選落ちに終わったものの、再スタートを切った同選手。事件の真相については、今なお、現地ホノルル警察が調査中だが、一日も早い解決を期待したい。