B.ウィースバーガーが3年ぶりのツアー3勝目に王手!
欧州&アジアン両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープンは現地時間7日、マレーシアのクアラルンプールG&CCで第3ラウンドの競技を行い、単独3位でスタートしたベルント・ウィースバーガー(オーストリア)が、9アンダー63をマークし通算17アンダーで、2位のアルハンドロ・カニサレス(スペイン)に2打差をつけ単独トップに立った。
2015年に入って好調のウィースバーガーが、会心のゴルフをみせた。この日は1番から5番まで5連続バーディを奪取し勢いに乗ると7番でもバーディ。8番こそボギーとしたが、折り返した10番でバーディを奪うと、上がり3ホールも3連続バーディで締めた。結局、10バーディ、1ボギーの9アンダー63を記録。好成績を挙げているここ3試合の勢いをそのままに、3年ぶりのツアーVへ王手をかけた。
今年のウィースバーガーは、1月のアブダビHSBCゴルフ選手権で6位タイとなると、翌週のコマーシャルバンク・カタール・マスターズでは単独3位でフィニッシュ。そして先週のオメガ・ドバイ・デザート・クラシックで4位タイにランクインし、3週連続で上位につけ優勝争いを展開している。そんな中迎えた今大会では、ムービングデーの3日目に爆発的なスコアで首位の座についた。最終日もこの調子を維持しツアー3勝目を手にすることができるか注目される。
また、この日はインドのアニルバン・ラヒリが10バーディ、ノーボギーの10アンダー62で回り通算12アンダーで単独5位に浮上。ウィースバーガーとは5打差をつけられているがツアー初Vに向け、最終ラウンドでも驚異的なスコアを叩き出したい。
その他、前日首位タイのリー・ウェストウッド(英)は通算14アンダーで3位タイ。グラエム・マクドウェル(北アイルランド)は、イーブンパー72と平凡なスコアに終わり通算5アンダーで18位タイに後退した。日本勢唯一出場の川村昌弘は、予選で姿を消している。