藍、暫定17位タイ浮上! さくら“デビュー戦”は予選落ち
米女子ツアー今季第2戦 ピュアシルク・バハマLPGAクラシックは現地時間7日、バハマのオーシャンクラブGCで第2ラウンドの残りと第3ラウンドの競技を行ったが、前日に続きこの日も日没サスペンデッドとなった。そんな中、第2ラウンドで通算2アンダー33位タイにつけた宮里藍が、第3ラウンドで4アンダー69をマークし通算6アンダーで暫定17位タイに浮上している。
昨季不振に喘いだ宮里が開幕2戦目で好調なプレーを見せている。第3ラウンドは1番でボギーを叩くと、そこから5番までバーディとボギーを繰り返していたが、7番からは5つのバーディを量産。結局、7バーディ、3ボギーの4アンダー69で回り通算6アンダーまでスコアを伸ばした。第3ラウンドでフェアウェイを外したのはわずか2回。パーオン率も77.8%とまずまずの数字を残しショットが安定していたことが好スコアにつながった。
一方、第2ラウンドで11位タイにつけた宮里美香は、第3ラウンドに入ると6番、8番でバーディを決めたが9番でダブルボギー。12番パー3でもボギーを叩き、このホールを終えた時点で1オーバーとしサスペンデッドを迎えた。通算4アンダーは暫定32位タイ。最終日は、残り24ホールでの巻き返しにかける。
その他の日本勢は、上原彩子が通算2オーバー75位タイで予選落ちすると、今季からフル参戦している横峯さくらが第2ラウンドこそイーブンパーで回ったが、第1ラウンドの5オーバー78が響き、通算5オーバー103位タイで予選突破ならず。初戦でいきなり涙を飲んだ。
上位は、ゲリナ・ピラー(米/9番終了)が通算10アンダーで暫定単独トップ。第3ラウンドがインスタートのレクシー・トンプソン(米)が16ホールを終え、ペリーン・デラクール(仏/12番終了)らとともに通算9アンダーで暫定2位タイにつけている。