B.スネデカーが復活V! J.フューリックは失速7位タイ
米男子ツアーのAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマは現地時間15日、カリフォルニア州のぺブルビーチGLで最終ラウンドの競技を終了。ブラント・スネデカー(米)が通算22アンダーまでスコアを伸ばし、ツアー通算7勝目を挙げた。
トップと1打差の2位タイからスタートしたスネデカーは、3番からの5ホールで3つのバーディを奪うと、サンデーバックナインでも2つスコアを伸ばし、ノーボギーの5アンダー67でラウンド。4日間を通して、ボギーは3日目の3番のみと、抜群の安定感を披露した。昨シーズンは怪我に苦しみ、世界ランキングも63位まで下げているが、2013年にも制した大会での優勝により、マスターズ(4月9〜12日/ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)の出場権も獲得。復活へ、狼煙を上げる白星となった。
通算19アンダーの単独2位はニック・ワトニー(米)、4打差の単独3位にはチャーリー・ベルジャン(米)が入った。前週優勝のジェイソン・デイ(豪)、ダスティン・ジョンソン(米)ら3人が、通算17アンダーの4位タイとなっている。
復帰戦では予選落ちを喫したジョンソンだったが、過去2勝を挙げている同大会では強さを発揮。本人も「このコースは大好きなんだ。(復帰して)2週目になって、感覚はすごく良くなってきている。ショートゲームも良くなってるし、タッチも戻ってきた」と復調を感じさせるコメント。次週のノーザン・トラスト・オープン(19日〜22日/カリフォルニア州リビエラCC)からは欧州勢も続々参戦予定となっており、熾烈を極める米ツアーに、また一人役者が帰ってきた。
2010年以来の優勝を目指し、首位タイから出たジム・フューリック(米)は前半で2つスコアを落とすと、後半も取り返すことができず。2オーバー74の通算16アンダーで、ジョーダン・スピース(米)らと並び7位タイとなった。昨年の覇者ジミー・ウォーカー(米)は、通算13アンダーの21位タイで4日間を終えている。