上原、12位タイ好発進 藍&美香23位タイ さくらは出遅れ
米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間19日、オーストラリアのザ・ロイヤル・メルボルンGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。上原彩子が1アンダー72でラウンドし、12位タイで初日を終えた。
アウトスタートの上原は、2番から連続バーディをマークするなど、前半を1アンダーで折り返す。後半も11番でバーディを先行させるも、13番からの5ホールでボギーとバーディを連続させる出入りの激しいゴルフとなり、6バーディ、5ボギーでホールアウト。トップとは4打差ながら、好位置を確保した。
また、宮里藍と宮里美香は共にイーブンパー73の23位タイ。藍はイーブンパーでハーフターンした後の3番でダブルボギーを叩いたことが響いたものの、4つのバーディをマーク。ラウンド終了後には「チャンスもミスもあった。このコースは好き。ショットの調子はいいし、グリーンの読みやスピードは難しかったけど、明日からはイメージをしっかりと出していけるようにしたい」と前向きだ。
今季初戦となった野村敏京は1オーバー74で33位タイ。前半こそ、3つボギーを叩き、2オーバーで折り返すものの、後半は5番でバーディをマークした以外は全てパーでまとめた。一方、横峯さくらは4オーバー77で、主催者推薦の久保啓子らと同じ84位タイと出遅れ。インタスタートの14番パー5で惜しくもイーグルを逃すと、直後の15番パー4では第3打でグリーン近くまで持っていくのがやっとのダブルボギー。後半も上がり5ホールで3つスコアを落とす後味の悪いラウンドとなったが、予選突破のために切り替え、明日の巻き返しに期待だ。
通算5アンダーで単独首位にイルヒー・リー(韓)、1打差の単独2位にはアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)がつけている。ロレックスランク(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)は、3アンダー70で3位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのカリー・ウェブ(豪)は、イーブンパー73の23位タイとなっている。