2日連続の順延 松山暫定26位タイに後退、石川は途中持ち直すも…
更新日:2015/02/21 12:43
掲載日:2015/02/21 12:33
米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープンは現地時間20日、カリフォルニア州のリビエラCCを舞台に第1ラウンドの続きと第2ラウンドを実施。しかし結局、1選手がホールアウト出来ないまま、この日の競技は日没サスペンデッドに終わった。暫定17位タイで出た松山英樹は1オーバーの72で回り、通算イーブンパーの暫定26位タイに後退している。
前日すでに第1ラウンドを終えていた松山。1番バーディと好発進を切り、その後6ホールをパーで我慢したが、難関の8番&9番で連続ボギー。それでも10番では木の後ろからラインを見事に読み、ピンそばにピタリと寄せるスーパーショットでバーディを奪い、イーブンに。パー3の14番はバンカーにつかまりボギーとなり、2バーディ、3ボギーで終えた。
初日「77」と大きく出遅れた石川遼は、前半を3バーディ、1ボギーと好ターン。11番もバーディで予選突破の可能性が見えたが、続く12番、15番でボギーと苦しくなり、巻き返せなかった。結果的に4バーディ、4ボギーのイーブンパー71で通算6オーバーとなり、カットラインに3打届かず(暫定103位タイ)。
通算6アンダーの暫定単独首位に立ったのは、この日トップタイで出たレティーフ・グーセン(南ア)。多くの選手がスコアを崩す中、最終ホールで9メートル強のバーディパットを沈め、1アンダー70で耐えた。グラハム・デラート(カナダ)、ライアン・ムーア(米)、ジャスティン・トーマス(米)が1打差の暫定2位タイ。
通算4アンダーの暫定単独5位にはアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)。バッバ・ワトソン、ジョーダン・スピース(ともに米)といった実力者も、首位と3打差の暫定6位タイと好位置で週末の逆転優勝を狙う。