L.コ&アリヤの新世代がトップ 日本勢は美香が21位タイ
更新日:2015/02/21 18:26
掲載日:2015/02/21 17:58
米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間21日、オーストラリアのザ・ロイヤル・メルボルンGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。リディア・コ(ニュージーランド)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)といったツアーのニューウェーブがトップを守る中、3人が決勝ラウンドにコマを進めた日本勢は、それぞれ順位を落とす結果となってしまった。
2日間を終えて日本勢トップ(16位タイ)に立っていた宮里美香は、スタートホールの1番でボギーを叩く苦しい立ち上がり。4番でもさらにボギーを重ね、前半で2つもスコアを落としてしまう。それでも後半立ち上がりからの7ホールをすべてパープレーでしのぐと、17番でこの日初めてとなるバーディ奪取に成功して2オーバー74。通算2オーバー21位タイに踏みとどまっている。
一方で、美香と同じく16位タイから出た上原彩子は、5ボギー(ノーバーディ)とまさかの大崩れ。26位タイから上位進出を狙った宮里藍も4オーバー77を喫して、両選手そろって通算6オーバー39位タイに後退してしまった。それでも藍ら日本勢3人だけではなく、この日は全体的にスコアが伸び悩んでおり、まだまだ上位フィニッシュは可能。最終日の巻き返しに期待したい。
以下上位陣は、通算6アンダー単独3位にエイミー・ヤン(韓)、通算4アンダー4位タイにジュリエッタ・グラナダ(パラグアイ)とキャサリン・ハル(豪)、通算3アンダー単独6位にハナ・ジャン(韓)。通算1アンダー7位タイのジェシカ・コルダ(米)、シェラ・チョイ(韓)、ビートリス・レカリ(スペイン)、チャーリー・ハル(英)ら6人を含めた12人がアンダーパーとなっている。