美香が3打差14位タイ発進! トップはS.ルイス、Y.ツェンら
米女子ツアーのホンダLPGAタイランドは現地時間26日、タイのサイアムCC パタヤ・オールドCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。6アンダー66で回ったステイシー・ルイス(米)、ヤニ・ツェン(台)、ブリタニー・ラング(米)の3人がトップで並ぶ中、現在2戦連続でトップ20入りしている宮里美香が3打差の14位タイと好スタートを切った。
この日、1番から出た美香は、5番で初のバーディを奪うと、8番でさらにバーディを重ねて2アンダーで折り返し。後半は2バーディ、1ボギーと1つスコアを伸ばすにとどまったが、3アンダー69をマークして上位をうかがえる位置につけた。第1ラウンドでは「23」パットを記録。グリーン上で冴えを見せており、2日目以降も十分に期待出来そうだ。
その他の日本勢は、当時開幕戦だった2010年大会を制した宮里藍が、1アンダー71の27位タイとまずまずの位置に。一方で、今シーズン2試合目に挑んでいる2年目の野村敏京は、1バーディ、2ボギーの1オーバー73と、バーディ合戦からは置いていかれる形となり、ミッシェル・ウィー(米)と並ぶ54位タイと出遅れる結果となってしまった。
以下上位勢は、5アンダー67の4位タイに地元出身選手として米女子ツアー初Vの期待がかかる注目新人アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)に加え、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、リゼット・サラス(米)ら、4アンダー68の10位タイにレクシー・トンプソン(米)ら、美香と同じ14位タイにアサハラ・ムニョス(スペイン)らが続く展開。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2のインビー・パーク(韓)は、2アンダー70の17位タイとやや静かなスタートとなった。パークが欠場した前週、同ランクNo.1のリディア・コ(ニュージーランド)が今季初勝利を挙げただけに、女王奪還のためにもその差を詰めたいところだが果たして!?