今年初の予選突破狙う石川は102位タイ　R.マキロイも出遅れ

　米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックが現地時間26日、フロリダ州のPGAナショナルで開幕し第1ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一の出場となった石川遼は、4オーバー74でラウンドし、102位タイと大きく出遅れた。

　インスタートの石川は、出だしの10番をボギーとしてしまうも、直後の11番パー4の第2打をピンそば約1.8メートルにつけてバーディとし、前半はイーブンパーで折り返す。しかし、4番パー4のティーショットを左のラフへ入れてしまうと、アプローチのミスもあり、4オン2パットのダブルボギー。5番もボギーとした直後の6番では1つ取り返したものの、7番から連続ボギーを叩いてしまい、2バーディ、4ボギー、1ダブルボギー。2015年に入ってから、未だ予選通過がない石川だが、週末までプレーするために明日の巻き返しが必要だ。

　また、今季初の米ツアー参戦となった世界ランクNo.1のローリー・マキロイ（北アイルランド）も出遅れ。立ち上がりの5ホールで2つのダブルボギーを叩くなど、前半を3オーバーで折り返すと、後半に入っても11番と14番でスコアを落とし、5オーバーに。それでも上がり2ホールを連続バーディとして取り返し、4バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの3オーバー73で79位タイスタートとなった。

　単独トップは5アンダー65でラウンドしたジム・ハーマン（米）。トップと1打差の単独2位にはブレンダン・スティール（米）がつけている。3アンダー67の3位タイには、パトリック・リード（米）、パドレイ・ハリントン（アイルランド）、マーティン・フローレス（米）の3選手が並んでいる。

　マーティン・カイマー（独）、ジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）らが2アンダー68で6位タイ。フィル・ミケルソン（米）は1オーバー71で、イアン・ポルター（英）らと並んで35位タイとなっている。前週のノーザン・トラスト・オープンでプレーオフに敗れ、惜しくも優勝を逃したダスティン・ジョンソン（米）は7オーバー77で、アーニー・エルス（南ア）、ベ・サンムン（韓）らと同じ130位タイに沈んだ。