石川、暫定40位タイに後退　日没順延で最終Rは翌日に持ち越し

　米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックは現地時間1日、順延となっていた第3ラウンドと最終ラウンドの競技を行ったものの、全選手がホールアウトできずに日没サスペンデッドが決定。優勝の行方は月曜日へ持ち越しとなった。

　前日に第3ラウンドをスタート出来なかった石川遼。今年初めて予選を突破した勢いそのままにラウンドしたいところだったが、出だしの1番をボギーとしてしまう。2日目までフェアウェイキープ率が39.3％と安定感に欠けていたティーショットがこの日も不調。6番と13番で池に入れてダブルボギーを喫してしまう。最終18番ではバーディをマークしたが、第3ラウンドは4バーディ、2ボギー、2ダブルボギーで2オーバー72となり、通算1オーバーの18位と順位を下げた。その後、ペアリングを変えず行われた最終ラウンドは10ホールを終了。しかし、8番までに4つボギー（1バーディ）を叩き、通算4オーバーにスコアを落として暫定40位タイに後退している。

　暫定トップタイは、イアン・ポルター（英／7ホール終了）とポール・ケイシー（英／9ホール終了）。ポルターは第3ラウンドで4アンダー66をマーク、ケイシーは最終ラウンド立ち上がりの4ホールで3つバーディを奪って、優勝へ好位置に浮上した。パトリック・リード（米／7ホール終了）が、トップと1打差の暫定単独3位につけている。

　また、44歳のフィル・ミケルソン（米／8ホール終了）が、通算4アンダーでブレンダン・スティール（米／8ホール終了）、ラッセル・ノックス（スコットランド／8ホール終了）らと並び、暫定4位タイ。メジャー3勝を誇るパドレイ・ハリントン（アイルランド／7ホール終了）は最終ラウンドでスコアを落とし通算3アンダーで暫定単独9位。第2ラウンドで「64」をマークしたブルックス・ケプカ（米／15ホール終了）は通算3オーバーで、セルヒオ・ガルシア（スペイン／15ホール終了）らと並び暫定34位タイに後退している。