4年ぶり来日のタイガー、挑戦者退ける!「またメジャーで勝ちたい」

ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズ(米)が26日、4年ぶりに日本のファンの前に姿を現した。
契約メーカーであるナイキゴルフのスペシャルイベント「TIGER WOODS IN JAPAN」に参加するため来日したタイガーは同日、午前中に神奈川県内のゴルフ練習場に、午後には東京に移動し、新宿ステーションスクエアに登場した。
この日開催された同イベントは「タイガーに学べ」と「タイガーに挑め」の2つ。午前中に行われた「タイガーに学べ」は、事前に公式ウェブサイトでタイガーへの熱い思いを投稿した者の中から抽選で選ばれた72名が、タイガーから直接アドバイスを受けたり、ニアピン対決ができるというもの。
タイガーは特設ステージで実際に試合前に行っているという練習法を実演。サンドウェッジから始めて、8番アイアン、4番アイアン、3番ウッド…という順に様々な弾道で打ち分けてみせた。また、ドライバーでは200ヤードを超える練習場の50メートル以上もあるネットを越える“場外”ショットを放つなど参加者をうならせた。
また、タイガーは「どのクラブでも大事なのは芯をとらえることと、フィニッシュまでバランスを崩さず打つこと」とアドバイス。参加者にメジャーで勝ってほしいと言われると「僕もそう望んでいる」とメジャーVに意欲。最後には「また日本に来れることを楽しみにしているよ」と挨拶して締めた。
午後に行われた「タイガーに挑め」では、予選会を勝ち抜いてきたアマチュアゴルファー3名と、タイガーの意向で急遽対決に参加することになったナイキゴルフ契約プロの薗田峻輔、そしてタイガーの5人で、ロブショット対決とドライビングコンテストを実施。タイガーはドライビングコンテストで弾道計測器で330ヤードをマークするなど挑戦者を退けた。
2011年以来の来日だったタイガーは「東京は数年ぶりだったので、こんなに温かく迎えて頂いて本当に感謝しています。またお会いできる日を楽しみしています」とコメント。挑戦者の中から1名にプレゼントする予定だったサイン入りドライバーを3名全員にプレゼントするなど終始ご機嫌だった。