C.カークが「68」で単独首位に 上位は4打差に25人の混戦
現地時間9日にフロリダ州のTPCソーグラスを舞台に第3ラウンドの競技が行われた、米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権。クリス・カーク(米)が4アンダー68で回り、通算10アンダー単独トップに立った。
8日に30歳の誕生日を迎えたばかりのカークは、前半を3バーディ、ノーボギーの3アンダーで折り返す。後半は13番から連続ボギーを叩いたものの、直後の15番から3連続バーディで取り返し、6バーディ、2ボギーでホールアウト。上位は4打差に25人がひしめく混戦模様だが、昨季フェデックスカップ2位の実力を発揮し、逃げ切ることはできるだろうか。
通算9アンダー2位タイには、ケビン・キスナー(米)、ベン・マーティン(米)、ビル・ハース(米)。通算8アンダーの5位タイには、2008年王者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)、首位タイからスタートしたケビン・ナ(米)、ジャスティン・トーマス(米)らがつけている。
世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は前半を1オーバーで折り返したものの、バックナインで3バーディ。4バーディ、2ボギーの2アンダー70と猛チャージとはならなかったものの、同No.4のバッバ・ワトソン(米)、アダム・スコット(豪)、ザック・ジョンソン(米)らと並びトップと4打差の17位タイで、なんとか優勝圏内に踏み止まった。
ディフェンディング・チャンピオンのマーティン・カイマー(独)は、通算4アンダー31位タイ。カットラインぎりぎりの61位タイで決勝ラウンドに進出したタイガー・ウッズ(米)は、フロントナインで2つのダブルボギーを叩くなど、2バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの3オーバー75。通算3オーバーまでスコアを落とし、68位タイに沈んでいる。