T.フィッシャーJr.が単独首位発進、連覇狙うM.A.ヒメネスは46位タイ

　欧州ツアーのオープン・デ・エスパーニャは現地時間14日、スペインのレアルクラブ・デ・ゴルフ・エル・プラトを舞台に第1ラウンドの競技を行い、トレバー・フィッシャーJr.（南ア）が7アンダー65で単独トップに立った。

　11日にヨハネスブルグからの長距離フライトで現地入りしたフィッシャーJr.は、練習ラウンドを9ホールしかこなせなかったにも関わらず、8バーディ、1ボギーでプレー。「1つ2つ、緩慢なショットを打ってしまったが、勢いを大切にした」と語った。

　反対にコースを熟知し、準備万端で挑んだのが地元スペインのエドアルド・デラリバ。1イーグル、4バーディで回り、フィッシャーJr.に1打差の2位タイにつけると「ホームでプレーし、自分のベッドで寝られるのはいいこと」とリラックスした様子をうかがわせた。

　また、世界ランク60位以内を維持し、来月の全米オープン（ワシントン州チャンバーズ・ベイ）出場を狙うトミー・フリートウッド（英）も2イーグル、3バーディ、1ボギーをマーク。デラリバ、ダレン・フィチャード（南ア）と2位タイに並んでいる。

　このほか、ディフェンディング・チャンピオンのミゲール・A・ヒメネス（スペイン）はイーブンパー72で46位タイスタート。優勝候補のセルヒオ・ガルシア（スペイン）は3オーバー75の104位タイと大きく出遅れた。