松山、連覇へ向けて首位タイ発進! 石川は102位タイ
米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントが現地時間4日、オハイオ州のミュアフィールド・ビレッジGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了し、大会連覇を目指す松山英樹が、8アンダー「64」の好スコアで首位タイに立った。
2番からの連続バーディで幸先の良いスタートを切った松山は、そこからスコアを落とすことなく7番、9番とバーディを重ね、ノーボギーの4アンダーでバックナインへ突入。迎えた後半では11番から怒涛の4連続バーディを披露すると、以降はパーセーブを続け、8バーディ、ノーボギーのラウンドで王座防衛へ好スタートを切った。
松山と首位で並んだのは、5連続を含む計10バーディを記録したボ・バン・ペルト(米)。首位と2打差の3位タイにはジェイソン・ダフナー(米)とラッセル・ノックス(スコットランド)の2人が並んだ。先日発表のパワーランキングで1位に選ばれたジョーダン・スピース(米)は、前半をノーボギーの2アンダーで終えると、バックナインでも2つスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギーの4アンダー68でジャスティン・ローズ(英)らと並ぶ12位タイにつけている。
活躍が期待される石川遼は、3オーバー75で102位タイ。出だし1番からいきなり連続ボギーを叩くと、4番で1つスコアを戻すも後が続かず。8番パー4では約1メートルのパーパットを外し、1バーディ、3ボギーで前半を終了。バックナインでもボギーが先行するプレーでスコアを落とし、最終的に2バーディ、5ボギーのラウンドとなった。
松山と同組で回ったフィル・ミケルソン(米)とリッキー・ファウラー(米)は、ともにイーブンパー72のラウンドでダスティン・ジョンソン(米)、ジェイソン・デイ(豪)らと並ぶ68位タイとなった。今季2勝目を狙うファウラーは、前半をノーボギーの3アンダーで終えたものの、後半に1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと失速。ミケルソンは2アンダーで迎えた最終18番で痛恨のダブルボギーを喫した。そのほか、同大会に2年ぶりの出場となるタイガー・ウッズ(米)は1オーバー73で85位タイとなっている。