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35歳の竹谷が連覇に向けて好発進! 2位タイに山下、永野ら

更新日:2015/06/04 20:57
35歳の竹谷が連覇に向けて好発進! 2位タイに山下、永野ら

 

 国内男子ツアーの公式戦、日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsが4日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブを舞台に開幕。梁津萬(中)が4アンダー67で単独トップに立つ中、ディフェンディング・チャンピオンの竹谷佳孝は3バーディ、1ボギーの2アンダー69にスコアをまとめ、小平智、丸山大輔、Y・E・ヤン(韓)らと並ぶ8位タイにつけた。

 トップと1打差の2位タイから、今季5試合でトップ10入り3回と好調の山下和宏、永野竜太郎、I・J・ジャン(韓)ら7人が追う展開。1アンダー70の17位タイには、2002、07年賞金王の谷口徹、選手会長の池田勇太、矢野東、谷原秀人、川村昌弘、今季1勝のマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が続いている。

 連覇を狙う35歳の竹谷はこの日、2番で幸先よくバーディを先行させると、イーブンパーで迎えた後半で2つスコアを伸ばして好位置を確保した。「どういう攻め方をするかによって、顔が変わってくるコース。中盤に耐えて、後半も耐えて、そこからチャンスが広がっていけば…」と試合前に語った通り、ボギーを1つにとどめる粘りのゴルフで「難攻不落」と称した難コースを攻略した。

 今大会は3,000万円の優勝賞金に加え、WGC-ブリヂストン招待(現地時間8月6〜9日/オハイオ州ファイアーストーンCC)の出場権が付与。さらに5年のシード権も与えられるとあって、選手たちの鼻息も荒い。有力選手が上位に揃っているが、昨季大会で悲願の初優勝を果たした竹谷はライバルを抑え大会初の連覇達成なるか最後まで注目したい。

 その他、59歳にしてレギュラーツアーのシード権を有する室田淳が、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー71で回り30位タイ。昨季賞金王の小田孔明は、1オーバー72の43位タイと出遅れている。

 また、7番パー3で今季2度目のホールインワンを達成した近藤共弘は、14番パー4でのダブルパーが響いて、宮里優作と並ぶ4オーバー75の92位タイと大きく出遅れた。

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