藍、今季初の予選落ち トップはS.ピーターセンとM.ウリベ
米女子ツアーのマニュライフLPGAクラシックは現地時間5日、カナダのホイッスル・ベアーGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。日本勢は、野村敏京、宮里美香、上原彩子が決勝ラウンド進出を決めた。
日本人最上位に立ったのは野村。1番からの3連続バーディなど、8バーディ、2ボギーの6アンダー66と大きくスコアを伸ばし、初日43位タイから13位タイにまで大きく順位を上げた。また、美香は前半を2バーディ、1ボギーの1アンダーで折り返すと、後半はスコアカード通りのプレー。1アンダー71で回り、通算6アンダー35位タイ。上原は、3バーディ、1ボギーの2アンダー70で回り、通算4アンダー58位タイとなっている。
一方、バーディ合戦のなかで初日106位タイと出遅れた横峯さくらは、この日4バーディ、1ボギーの3アンダー69でラウンドしたものの、通算3アンダー71位タイとカットラインには1打及ばず。宮里藍は、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72で通算1アンダー107位タイで今季同ツアーでは初の予選落ちを喫している。
通算13アンダーでリーダーボードのトップに並んだのは、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)とマリアージョ・ウリベ(コロンビア)。ピーターセンは3連続バーディを2度記録するなど、ノーボギーの7アンダー65と完璧なプレーを披露した。通算12アンダー単独2位にクリスティー・カー(米)。トップと2打差の4位タイには、ヤニ・ツェン(台)、キム・ヒョージュ(韓)ら7人が並んでいる。
トップタイから出たシャイアン・ウッズ(米)は、1オーバー73とスコアを落とし、通算8アンダー19位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンのインビー・パーク(韓)は、4アンダー68でラウンドし、通算7アンダー23位タイとなっている。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)は、通算5アンダー48位タイ。地元カナダ期待の星、ブルック・ヘンダーソンは2アンダー70とスコアを伸ばしたが、通算3アンダー71位タイで決勝ラウンド進出を逃している。